昭和22年3月31日現在の系統一覧(大阪市交通局事業成績調書より)
臨2,上本町6丁目,上本町2丁目・馬場町,天満橋
臨4,上本町6丁目,日本橋筋1丁目・戒橋,難波
特8,阿倍野橋,庚申街道・美章園・桑津南口,杭全町
9,阿倍野橋,寺田町・百済・杭全町・平野駅筋,平野京町1丁目
特9,阿倍野橋,寺田町・ 林寺新家町・百済,杭全町
13,阿倍野橋,寺田町・百済・大池橋・猪飼野東4丁目,今里
特16,今里,片江口・新深江,高井田
36,阪急阪神前,扇橋・南森町・東野田町4丁目・蒲生町4丁目,鶴見町
特36,阪急阪神前,扇橋・南森町・空心町2丁目・東野田町6丁目,蒲生町4丁目
49,大国町,萩の茶屋・玉出本通3丁目・粉浜本町2丁目,住吉公園
中央図書館で一番古い資料をあたるとなると、昭和21年度の事業成績調書にあたります。
戦後の昭和20年度では、11月に2路線の復活をしただけのようなので、この資料をひもとけば、戦後から現在までの市バスの路線変遷が追えるのです。(一部2カ所ほど資料が欠落しているので追えないところがあるんですが)
ただ、残念な事に、この年の詳細はわからないのです。ルートの開業・廃止・復活の区間はわかるのですが、系統の推移はどうなったのかは推測するしかないんですよねー。うーん
で、ここに載っていた昭和22年3月31日現在の系統一覧です。
戦後の復興は、市内中心部についでは電車(市電)の復興を優先させたため、バスは市周辺部の路線に対して復活させていったようです。妥当ですよね。その割には、臨系統を作って市電の走っているエリアを復旧しているのは何か理由があるのでしょうか。
さて、昭和21年からの変更点は1つづつエントリーで書いていこうと思っております。今後にご期待ください!