大阪の話題とかそんなん

自分語り〜なぜ私は引越しをするのか

これから自分語りをしようかね


私のルーツをこれからつらつらーっと書いてみようかと思う。以前、ついったーで書いたものを編集しただけだけど、防備録として、後から読めるようにね。

まず、私の両親について。これは、まあみなさんには関係ないと思うので、興味ない人は飛ばして下さい。生い立ちを書いてます。父方は九州出身ということを本人が言っていたのだけど、戸籍では大阪市北区出生となっている。これは大阪大空襲のどさくさにまぎれてそうなっているんだと言っていたけど、調べたことはない。そんなことあるんですかね?一次大空襲の時は樋ノ口町に住んでいたようだ。母親は元々富山・高岡出身らしいけど、養子として住吉区に2歳の時に転入したらしい。戸籍に墨江の地名が書かれてあった。これは戸籍謄本を見るまでは知らなかったことだ。なお、戸籍は母親が死んだ時に、除籍と埋葬許可証取る時に取ったもの。私の戸籍にはもう私しかいないので、母が死んでからの移動などはない。
で、戦後に結婚したわけだけど、出会った理由は知らない。その時に、父は都島橋近くのガラス工場で働いていて、コップとかを作っていたらしい。職人さんです。新居は城東区新喜多のアパート住まいだったけど、高度経済成長時の30年代にその工場が倒産する。そらそうやわな。大量生産の時代なのに、1つ1つコップを手作りしてたんだから。で、路頭に迷って(多分職を転々としていたんだと思う)布施だとか堺に引越しにつぐ引越し。最終的に旭区赤川のお風呂屋さんの釜焚きの仕事が見つかったようだ。そこで数年過ごして、何とか生活は安定したらしい。だもんで、私の本籍は今もここにあるのです。昭和45年大阪万博の真っ最中に市営住宅に当選して東淀川区井高野に引越し。両親は、死ぬまでここにいました。
で、ここからが私の話。私はそこで生まれて30年過ごしたけど、いろいろあって愛知県に引っ越した。けど、3年で母親がガンになって戻らなくちゃならなくなった。でも、市営住宅は、親族でも入居が難しかったり(収入のもんだいがあるのです)とか、手続きしないでいると母親が亡くなって実家に住むことが出来なくなるという何じゃそれパターン。これが公営住宅の問題でしょうかね。
なんで、当時は実家の近所に住んでいたんですがこれも必要なくなったし、やけに広い部屋を借りて支払いも大変だったのでこれはチャンス。住みたかったところに住んでみようということで、子供の頃に憧れていた夢の町、南港に引っ越したのでした。


、、、、、と、いうのが今までの生い立ちでしょうか。
うーん、こう書くと、人生はいろんな紆余曲折があるもんですなー。やはり、親の代は戦争を経験していたり、高度経済成長のまっただ中を生きて来ているだけあって乱高下が激しいです。総じて貧乏だったようですが、それなりに精神的には豊かな生活をしていたようですな。


さて、これからは未来について。


現在南港に住んでいます。夢の島南港。ノーカーゾーンやゴミ空気輸送システムなど、先端の機能を集めた街であり、これから人間が豊かになるための未来の街である。そんなことを思わせる街でした。しかし、何年か住んでいるうちに、私の中の考え方が少しづつ変わってきて、そんな未来は金輪際来ないんじゃないかなって思ってしまうのですよ。
というのも、最近の私の中のトレンドとして「人口減少時代」「日本は今後経済成長しない」「評価経済社会」という3つの考えが支配されとります。少子高齢化社会をとっくに通り過ぎて、今は「人口減少時代」に向かっている。現役人口は増えないばかりか減っていく。そうなると金を稼ぐ人間がいないから「日本は今後経済成長しない」わけです。そんな日本で、個人が今後目指していくものは「評価経済社会」なんではないかと。(評価経済社会を知らない人が多いと思いますが、今回は関係ないのでまた別の機会にお話ししましょう)そういう三段論法なんですよね。

で、この三段論法から結論を導き出すと、「経済は永遠に成長していくもの」という前提で作られている「30年前の未来都市・南港」は、この先どう考えても無理があるんじゃないかな。今後は、人口減少時代に対応した街、そして、評価経済社会を生きる上での理想社会を考えないと。私の中では、シェアハウスなり、持続可能で長期的に使える建物が理想社会になりつつあると考えています。そうなると、家族4人が暮らせる衛星都市(南港は大阪市だけどね!)のマンション(団地も)。というのは、今後、時代の流れに取り残されて、住みにくい街になるんではないかな。

まー、だから南港を離れたいのか?大阪が好きな人間が考えるのはそこか?と思われる人も多いかな?そもそも、引っ越ししたい理由は、南港のゴミ空気輸送システムが廃止になりそう。ってところから来ているんですよね。早くて平成27年度に廃止が打ち出されているわけなんだけど、私はノーカーゾーンとゴミ空気輸送システムのどちらかがなくなったら南港にいる価値はない。すぐに引っ越す。と、ここに来た時点からはっきりと表明していましたからね。実のところ、3月に住民説明会があって、その中で廃止の白紙撤回がされていたようですが、すでにお寿司。もう私の引越し欲は止められないんですよね。

あとはどこに引っ越すかが最大の焦点かな。先ほどの三段論法。「人口減少」「経済成長しない」「評価経済社会」。まー、とにかく、これ以上は現役人口が減っていく=経済発展しない日本なんだから、経済発展を望むより、自分の人生を楽しむ方向に持っていかなきゃ楽しくないよって事。これを満たす場所はどこか。
それを考えると、やはり私は、大阪が好きだし、特に大阪の歴史とかルーツにすごい興味がある。親の生きた時代をもっとよく知りたい。だから歴史とかを調べているの。父親から昔の大阪や境涯を聞いていたために今の私があるので、親のルーツを探すのも悪くないかなと。そうなると、やはり父方の生まれ故郷の大阪市北区しかないやん。ということで、そのあたりに引っ越したいなあって考えています。JR環状線使えば、通勤定期代も節約できるしwww
また、人口減少時代においてコミュニティは重要なインフラなんで、やはり下町は強いと思う。都市の中心は、都心(カネやモノが多い地域)ではなく、コミュニティが強いエリアに今後軸足が移るような気がするのですよ。
経済成長しないことに関しては、どうお金を使わない生活を実現していくかが鍵となるはず。天満エリアは、その点では住みにくい街ではないかと思う。家賃高いしね。物価は非常に安定しているのでいいんだけど。どこに住むか、どういう間取りにするか、誰と住むかでも話が違ってくると思うので、今後慎重に検討して参りたい(何その役人答弁は)。

ま、これからの生活もあるし、運転士だけで人生を終わらすのは嫌なもので、次の一手を慎重に見極めながら動いていきますわ。