大阪の話題とかそんなん

11月7・8日の大阪のニュースを集めてみた

本日のおしながき
【鉄道ファン必見】終電は午前8時24分 〝ハルカス効果〟で大都会の秘境駅になった阪堺線・住吉公園駅の岐路 (1/3ページ) - 産経WEST
南海・泉北の連絡運賃、来年3月値下げ…難波~泉ヶ丘間は460円 | レスポンス
秘密基地で炎を噴く巨大ロボ!? 大阪の工場跡で現代アート展 - 産経ニュース
【浪速風】三振法なら事件はなかった(11月7日) - 産経WEST
【関西の議論】満州で苦労「せめて死ぬまで静観を…」 嘆願も大阪府は『引揚者住宅』取り壊し方針 (1/4ページ) - 産経WEST
【お答えします】淀川沿いの巨大看板、何を実験し続けているの? - withnews(ウィズニュース)

今日のニュースは産経新聞からの紹介が多い。

阪堺線の住吉公園駅は、今年のダイヤ改正で朝ラッシュ時のみしか営業しなくなったのはご存じだろうか。ハルカス効果と言うことで、我孫子道からの乗客が増えたため、住吉公園折り返しの系統が我孫子道折り返し系統に振り分けられたと言うことなのだ。そのあたりを、現地調査を交えて記事にしてる。阪堺電車は本来路面電車なんだから駅ではなくて電停と呼ぶべきなんだろうけど。
住吉公園は、すぐ近所、徒歩30秒で住吉鳥居前電停があるので廃止されても何ら困ることがない。何故?という疑問もわかる。

廃止出来ない理由は、阪堺も答えている通り、正月3が日の特別輸送体制にある。住吉大社へ向かう参拝客輸送時に、集中する住吉鳥居前電停の分散にすごい効果を発揮するのだ。住吉鳥居前電停は、道路上にある電停のため、多客に対応出来ない。そのために、この期間は通常の電停に停車させずに、臨時の停留所を設ける。そのくらい混雑する。この混雑を少しでも減らして、またさらに、我孫子道よりも住吉公園で折り返す方が編成を減らせるため、混雑区間のみに列車を投入できるということだ。

おそらく、住吉公園はいつまでも残ると思う。しかし、不吉なのは阪堺線の方。阪堺側も、恵美須町-住吉間はかなりの赤字と答えている。昼間時20分間隔という、ダイヤの知らない一元客にはキツイ路線になってしまった。これは、何らかのアナウンスが確実に起こる気がしてならない。そんな経営側の裏が見えた記事だと思う。
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住吉鳥居前の臨時電停に停車中のモ161型165号車。こいつはまだ現役ですね

このブログの最大の流入はYahoo!からの検索なんだけど、そのうちの半分を「泉北高速鉄道」関連という、例の記事様々な運営をしております。

で、その泉北高速鉄道の最大の懸案であった運賃改正が発表になった。この記事は無茶苦茶わかりにくい表現方法になっているので、改めて解説する。
現行、南海と泉北高速を通して乗ると、南海の初乗り運賃150円と泉北高速の初乗り運賃190円を合算して、そのうち20円を乗り継ぎ割引したものが、その区間の運賃となる。そのうちの乗り継ぎ割引を今回100円に拡大させたため、通しで乗ると80円の値下げが実現するのだ。

実は、泉北高速は高いと思われがちだけど、運賃自体を見ると、南海よりもはるかに低い累進制になっている。初乗りが高い割に、遠くまで乗っても、それほど高くならないのだ。泉北高速の乗客は、ほぼ終点の中百舌鳥まで乗るために、初乗りさえがっちり回収しておけば、あまり距離を気にしていないのだ。今回の運賃改正で、泉北高速は、その初乗り運賃を大幅プライスダウンすることになった。そのためかどうかわからないが、両者にまたがる回数券は廃止される。(初乗りの乗り継ぎ割引が受けられない回数券を使うよりも、切符を買う方が安くなるため。)この初乗り運賃を泉北高速が手放すのは、南海グループになったお陰なんだと思う。補填などの経理的な運営補助が入れやすいということなのかな?

泉北高速区間を南海が経営しなかったのは、こちらにも書いた通り、初期費用の回収が難しかったからだ。

泉北高速鉄道の出来た経緯をお話ししよう - なみはやノーツ
今なら、減価償却も終わったため、南海が手を上げたのも無理はない。

ただ、これによって地域が発展するとかは思わないほうがいいと思うよ。


見に行きたい。11月24日の金・土・日開催しているということで、まだ期間があるので見に行こうかね。行ける時間あるかな?

しかし、批判するわけじゃないけど、ヤノベケンジの作品は火を噴かなきゃダメなのか。ってついったーで言われていてフイタ。確かに、そうなんだよね。



あまり大阪の事件・事故は紹介するつもりはないんだけれど、兎我野町で女性が刺された事件。死亡事故になっていないんでよかったと思った反面、容疑者が舞鶴女子殺人事件を無罪になった男で、万引きや恐喝、殺人などを繰り返し前科があったということを伝えている。

アメリカでは「三振法(スリーストライクアウト)」という、刑が3つ重なれば終身刑(日本で言うところの無期懲役)になるという、恐ろしい刑罰があることをなぞらえている。この容疑者も、この法律があれば、安々と社会に出られずにこんな犯罪が起きなかったと言っていて、最後には被疑者の人権に偏りすぎではないか。という文章で終わっている。
そういう意見はあることは承知の上だが、この三振法は極めて重い刑になっているのを紹介していないのはどうかと思う。スリーストライクは、軽微な犯罪を3つ犯しただけでも、一律終身刑になるという制度。日本の道路交通法反則金制度があるため、かなり重い事件・事故でもしない限り刑は受けないが、アメリカでは軽微な交通違反を3回しただけでも終身刑になる。(州によって刑罰の軽重は異なる)

今回のこのおっさんは例外で、こんなやつ一般社会に出すなよ。っていうのは同意見。このおっさんは更正出来ないだろうと思う。ただ、これだけで見て三振法を賛美する方向には行ってほしくないと言うのが正直なところ。



今日は大阪の話題があまり出てこない。

引き揚げ者住宅というのが貝塚にあるらしい。私は知らなかった。国が、中国や満州などの戦地から民間人が引き揚げ、その人のため用に住宅を作った。
戦後70年が過ぎ、住宅自体が老朽化して立て替えしたいという意向のようだ。しかし、一部の住民は引き続き居住を希望しているて、そのほとんどが高齢化したお年寄りたちだ。余命少ないので、死ぬまでここに置いておいてくれと願っているようだが、皆さんはどう考えるだろうか。

判断は難しい。老朽化している住宅は、災害が起こって東海などが起こってしまえば責任は府にある。一刻も早く是正したいし、跡地利用などもあるだろう。一方、住民側の言い分もわかる。住み慣れた土地は追われたくないし、新しい環境に変わっても、その暮らしはそう続くはずがないと思っている。

私は、住民の意見を最大限尊重しても、やはり、他の府営住宅に転居せざるおえなように思うんだけどな。うーん、複雑。


そうそう、ここ、私もなんだろうって思っていました。
阪急千里線や長柄橋から見える干潟再生中の文字。(そうだよな。JRからも見えるんだ)
ニュースで、淀川のわんどが各地で復活しているのは知っていたので、今回もそんなものだろうと思っていました。

今まで野球場のグラウンドとして使っていた場所を、水が入るくらいに低くして、人工干潟を作ったのですね。